愛の物語-27-

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 昼間はモータースで自動車修理工の見習いをしながら、夜には学校へ通うことになった誠二です。アパートの名前は春秋荘。京子が、まるで自分が住むとでもいうように、生活の小道具を買ってきて、誠二の世話を焼くようになったのです。京子はアパート暮らしとはいっても会社の寮だから、平日は自由がきかないし、食事も会社の賄いだから、誠二と一緒はできないのです。誠二は、平日は、見習工と学校で、以前には水曜日の夜、喫茶店で京子と会っていたけれど、それはもうなくなりなりました。それから土曜日は、同僚の茂子と一緒に夜の食事をするので、誠二と毎週は会えないのです。でも、茂子が専務と会う土曜日は、京子の夜は空いているので、誠二のアパートで食事をするのです。
「うん、そうなの、茂子は、専務さんと会ってるんよ、そうなのよ」
「そうなんや、それで京子は、おれの部屋に来れるんや」
「フライパンで、鮭、焼いてあげる、ごはん、炊いてあげる」
電熱器が赤くなって、鍋でお米を炊いてごはんにし、フライパンでスライスした塩鮭を二切れ焼く京子。ホームコタツの天板にごはんとおかずを並べて、向き合って、食べるのです。
「京子、高校、受けるんやろ、書類、揃えんならんよ」
「うん、わかってるけど、中学で、内申書、もらうんよね」
「そうだよ、おれ、手続きしてやるよ」
もう期日いっぱいです。でも京子には、それほど高校へ行って勉強したい、という意欲も薄れているところです。高校へ行くとなれば、泉織物の仕事では、通学のための配慮をしてもらわないと通学できないと思われます。実際に、女子で夜間高校に通っている織子はいませんでした。
「わたし、会社、辞めて、アルバイトに、しようかなぁ」
京子は、あの化粧品を揃えてもらったお店、すえひろのきみこ店長から、何度か買い物をしているなかで、アルバイトだけど、店員にならないか、と声をかけられていたのです。泉織物で仕事をし出して足掛け三年です。京子は、自由になりたい、と思うようになっていたところでした。

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愛の物語-26-

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<誠二>
 誠二は寿司屋の住み込み店員を辞め、自動車の修理工場で仕事をするようになりました。正月が終わり、一月の半ばが切り時で、モータースがある千本丸太町の近くのアパートへ引っ越してきたのです。寿司屋では住み込みだったから、引っ越しといっても家財道具はなにもなく、衣服と夜間高校の教科書くらいです。日曜日の引っ越しで、京子が手伝いに来ました。
「ねぇ、誠二くん、これで、日曜日、会えるね、うれしい、わたし」
口紅を塗った唇は赤い。京子は、美容院へ通い、髪の毛を整えてもらっています。下着も買い揃えたし、上着も月賦で買いました。その京子が、誠二のアパートへ来た最初の人です。
「狭いけど、一人やし、寝るだけやし、これで十分やわ」
アパートは木造の二階建て、建物の真ん中に広めの玄関があります。玄関には下足箱があり、部屋の番号が振ってあります。真ん中が廊下で、その両側に部屋があります。誠二の部屋は二階の端の部屋で、一階と二階、そこだけが三畳の間です。
「買い物にいかんとあかん、布団とか、買わないと」
誠二は、部屋を確認したあと、京子と一緒に買い物にでます。寝具を売っている店が、千本の出水にあって、そこで布団を買うことにします。京子が織子をしている泉織物の工場から近いところです。寝具一式を買うというので、お店のおばさんは、京子と一緒だったから、二人で棲むための寝具だと思ったようで、シングルのセットを注文すると、妙に京子の顔を見て、これでいいの?、言葉には出さなかったけれど、そんな表情で一式をそろえてもらえました。荷物はリヤカーを貸してあげるというので、リヤカーに積み、誠二が真ん中を押し、京子が横に付き添ってアパートへと戻ったのです。
「狭いお部屋ねぇ、でも、いいなぁ、わたしのところは、寮だから」
荷物を運び終え、一段落して、電熱器に小さな薬缶に水を入れ、お湯を沸かしだす京子です。
「がんばるわ、おれ、がんばてみるわ」
お茶の葉がなくて、白湯のまま、新品の湯飲み茶わんに注ぐ京子。
「わたし、お茶の葉とか、揃えてきてあげるわ」
「寒いなぁ、コタツ、買わなくっちゃ、電気こたつ」
京子は誠二より一年上の18才。精神年齢でいえば京子の方が大人。お姉さん。三畳の部屋に入ったとたんに、誠二の世話をし京子です。白湯を飲み終え、リヤカーを返しに行きます。リヤカーを返すとき、その寝具店で、ホームコタツ用の布団を買い、帰りに千本通りに出て角の電器屋で、小さなホームコタツを買い求めました。

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愛の物語-25-

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 仕事をしている織物会社の専務といい仲になっている茂子は、器量がよいから男に好かれるタイプの女子です。加悦の中学を卒業して京都へやってきたのは、織物に従事するための就職でした。同時に入社した京子とは、親しい間柄ですが、40才になる専務の村田啓介と男女の体関係になったことを、告げてはいませんでした。啓介のこれは浮気ではなくて、妻と死別しているから、そのつもりになれば再婚の相手として受け入れてもらえる立場です。まだ若い茂子には、そんな事情など気にすることもなく、男の欲望に従っていて、自分もまた女の情欲に従っているのです。
「ああん、専務さん、あん、あん、ああん」
裸にされて、お尻を啓介に向け、腕をひし形にして肩を布団につけている茂子です。三畳間だから布団を敷いてあるだけです。枕元に衝立があり、茂子を可愛がる道具を入れたバッグがあります。
「茂子、ほら、お尻をあげろ、そうだ、そうだ」
足を投げ出し、折り曲げて座る啓介は、茂子が持ち上げる臀部から、斜めになる太腿から膝を目の前にして眺めます。まだ若い茂子の陰部を見てやるのです。
「ああ、はぁああ、あっ、あっ」
その部分をひろげられ、唇をつけられる茂子です。うるうるの唇があてられ、縦に擦られる感触に、茂子は敏感に反応します。臀部を持ちあげられ、太腿をひろげられ、啓介が太腿のあいだから両腕を挿し入れてきます。
「ううっ、ああっ、ああっ、はぁあ、ああっ」
啓介が顔を股の真ん中に当て、唇を茂子の陰部に押しあて、ぺちゃくちゃ、じゅるじゅる、舐めて吸うのです。太腿から挿し込まれた腕の左は腰から背中にまわされています。右の手は臀部から肩へ斜めに落ちた茂子の胸をまさぐっています。
「ひやぁああ、ああん、あん、あん、ひやぁあ、ああん」
臀部を突き上げ太腿をひろげている茂子。啓介の左腕からの手で、背中を押さえられ、持ち上げられている茂子。啓介がその陰部を唇で舐めまくり、吸いまくります。おさねを舌先で刺激してやり、おそそのなかの蜜を吸い出す啓介です。そのうえに乳房を弄られている茂子です。啓介が片膝座りになって半立ち上がりになります。茂子の陰部に、啓介のモノが挿し込まれるのです。
「ほうら、茂子、いいな、入れるぞ」
啓介のモノは八割勃起の状態で、茂子の濡れるおそそのなかへ、挿し込まれます。腕をひし形に、顔を腕に埋める茂子です。啓介に腰を持ち上げられ、臀部がもちあがります。太腿が八の形になって男のモノが、そこへ挿し込まれていきます。
「ひやぁあっ、ひやぁああん、ひぃいい、ああっ」
茂子が、その感触を呻きの声にして洩らします。啓介は、立膝のままぶすぶす、男のモノを茂子に挿し込み、引き抜き、繰り返していくのです。

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愛の物語-24-

-24-
 布団が敷かれた和室の三畳間です。泉織物の専務啓介が織子の茂子を特別に可愛がっていて、織子の間では噂の種です。給料とは別にこずかいをもらってて、洋服や化粧品や身の回り品を買って身につけるから、噂になるのです。茂子には、その噂が届きませんが、会社の専務の耳には届いてきます。茂子に会社を辞めさせ、別のところで囲ってやって、面倒を見てもいいかとも思っているところです。卯水旅館で会うことも内緒にしないといけないような、そんな気配を感じるなかでの密会です。もう全裸の茂子を、全裸になった啓介が、奉仕をさせているところです。もう挿入を済ませていたから、男と女の佳境といえばよろしくてその途中です。蒲団の上に座って、足をひろげて投げ出している啓介。その足の間に茂子が四つん這いで挟まれています。
「ううっ、ふぅうううっ、うううっ」
啓介の勃起するモノを口に咥え、右手で茎の部分を握っている茂子です。腰に紐を巻かれ臍の下から股間に通され臀部の割れ目から腰後ろの紐に通され、残りの紐は啓介の手に巻かれて、引き上げられ、緩められして、股間が擦られるのです。
「はぁああ、専務さん、はぁあああん」
啓介のモノを口から離し、右手では茎を握ったまま、顔をあげる茂子です。股間を紐が擦るから、うずうずの刺激を感じる茂子。啓介は右手に紐を巻いて握ったまま、左手で茂子の顔を撫ぜます。頬から鼻、顎から唇、顔を弄りながら、股間を通した紐を引き上げ、ぐいぐい、引き上げ、茂子に刺激を注入してやるのです。
「はぁあああっ、専務さん、はぁあああん」
啓介が顔を弄る手を離すと、茂子は、顔を勃起ブツに伏せ、右手に握ったままの手を、小刻みに上下に動かし、頭を唇に挟みこみ、そのまま口になかへ咥えこむのです。
「おおお、茂子、いいぞ、いいぞ、ほら、両手を使え」
「ううっ、ううっ、ふぅううっ」
「おお、おお、茂子、きもちいいよ、おおっ」
「ふううう、ふうう、ふうう、ふううう」
ふかふかの布団の上、足をひろげて投げ出して座っている啓介の前に茂子です。ぺちゃぺちゃ、ぺちゃぺちゃと、濡れた音が起ちます。猫が背伸びをするような格好で、太腿をひろげ、お尻を突き上げる茂子。肘を啓介の太腿に置いた茂子は、両手で勃起ブツを抱いています。唇で勃起ブツの上部を舐め、頭の柔らかい処を唇に挟んで揉む仕草です。ぐちゅぐちゅ、ぶちゅぶちゅ、口を使わせたあとには、茂子を後ろ向きにさせる啓介です。
「ほうら、茂子、お尻を、こっちに、向けなさい」
手に握った紐から手を離し、茂子を逆転させる啓介。お尻を啓介のほうに向けさせ、腰から股間を通した紐をはずしてやります。はずした腰紐は前から肩を通して後ろへ引かれ、腰の紐に括ってしまうのです。もう、お尻には紐がなくなり、丸い二つの臀部が啓介の目の前です。腕を推されて布団の上に、腕のうえに顔を置かせます。その茂子に膝を立たせて太腿をひろげさせます。そうして足を投げだして座った啓介の、目の前に、茂子の羞恥部が、逆さになって開かれたのです。

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愛の物語-23-

-23-
 啓介の腰に跨った茂子は、言われるままに、ゆっくりとお尻をあげ、ゆっくりとお尻をおろします。お尻をあげると、啓介の男のモノが抜けてきます。お尻をおろすと、男のモノがぶすぶすと挿さされてきます。手首を後ろで括られたまま、啓介に助けられてお尻を、あげておろしてするのです。
「はぁああ、専務さん、はぁああん、あああん」
「いい気持だろ、ふふん、茂子、おそその奥まで、入れて、いい気持だろ」
「はぁああ、いい、気持ち、いい、いいですぅ」
「ゆっくり、根元まで、挿し込むんだよ、茂子の奥まで」
「ああん、挿し込む、ううっ、ああん、ひぃいいっ」
足裏を布団に着けていて、開脚の中腰スタイル、厠スタイルです。シュミーズはめくりあげられ首後ろ、ブラジャーもめくりあげられ首後ろです。茂子は全裸。啓介も全裸になってしまいます。
「ほうら、茂子、手、解いて、脱がせてやろう、ね」
「はぁああ、専務さん、わたし、もう、ああっ」
「どうした、どうしたんだい」
啓介に後ろ手の紐を解かれ、下着を脱がされてしまった茂子を、立膝で開脚の格好で、お尻を布団に着けさせます。そうして、啓介は、茂子を自分に向かせて四つん這いにさせます。
「さあ、練習だ、これを、くちで、なめて、しめて、しやぶるんだ」
「はぁああ、専務さん、お口で、なめなめ、おしゃぶり、ああん」
全裸の茂子が四つん這いで、足を投げ出して座った啓介の裸の腰からの男のモノを、猫がおしゃぶりするように、口の中へ啓介の勃起モノを咥えたのです。ぶちゅ、ぶちゅ、茂子が濡れた音を醸すのを確認しながら、啓介は柔らかい紐を茂子の腰に巻いて括ります。紐は六尺、その紐の真ん中で腰を括って臍の下から股へと通して、お尻の割れ目から腰にまわっている紐をくぐらせ、残りの二本になった紐を手に巻いて握るのです。
「ううううん、うううん、あああん、専務さんあ、ああん」
「口から、抜くな、咥えたまま、しゃぶれ、ほら」
茂子が、されている縛めを気にして、咥えているモノを、口から抜いてしまったのです。啓介は、茂子の顔を左の手で頭を押さえ、咥えさせます。
「ううっ、うう、うううっ」
「咥えたままだ、いいな、茂子、咥えたままだぞ」
茂子の腰に巻いた紐が、股間を縦に割り、臀部を縦に割って手元に戻した紐を、ぐいぐいと引き上げるのです。

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愛の物語-22-

-22-
 啓介は、茂子を腰に跨らせたまま、下着姿の上半身を弄っています。シュミーズの裾から右手を入れ、ホックを外したブラジャーの中へ入れて、手の平で片方の乳房を包んでやり、親指と小指で双方の乳首を押さえてやります。左腕は、シュミーズのなかに入れ、背中から首後ろへとまわし、茂子の左肩に手の平を置いてやります。
「ああっ、専務さん、ああっ、はぁああっ」
男のモノが女の処に埋まっているので、それだけでも茂子はうずうず疼きを感じます。シュミーズの中へ腕を入れられ、からだを弄られるから、余計にうずうず感が高まってくる18才の茂子です。
「ほぉおおっ、茂子、柔らかいんだ、いいねぇ、ぷちぷちだ、いいねぇ」
「はぁああ、専務さん、いや、いや、あああん」
啓介が乳房を弄りながら、腰を微妙に揺するから、茂子はからだの奥が燃えてくるのです。啓介の弄る言葉に、甘える声で反応していく茂子です。三畳の間、襖を閉めると狭い密室です。二人が寝られる大きさ、ダブルサイズの布団です。
「ほうら、茂子、お尻を、浮かして、引いておくれ」
シュミーズのなかへ腕を入れられ、抱かれたままで啓介の、腰を跨いでいる茂子から男のモノを抜かせるのです。
「はぁあ、はぁああ、ああん」
抜かせるといっても、陰茎から亀頭のすべてではなくて、亀頭からカリ首のところは茂子に残させたままです。ぬるっと引き抜かれた男のモノが、目線を落とす啓介に見えます。
「ほうれ、茂子、見てごらん、ほうら」
手首を後ろで括られている茂子。お尻をもちあげ、反り返る上半身。茂子の顔を下に向けさせ、啓介も反り返り腰まわりが見えるようにして、男のモノを見させるのです。
「あああん、あっ、ああっ、専務さん、ああっ」
「このまま、ぶすぶす、入れてごらん、このまま」
「このまま、ぶすぶす、ああっ、ひぃいいっ」
啓介の腰に跨り、上半身を抱かれた茂子が、お尻を下ろすのです。下ろすとき、ぶすぶすと、男のモノを、女の処に、挿し込むのです。啓介が、乳房に置いていた右手を、茂子の腰後ろ、臀部に当てます。そうして、挿し込ませた女の処から、抜かせるために、お尻を支えてやるのです。
「あああん、ひやぁああん、あああんんん」
最初にはギスギスだった茂子の其処は、べっちょり濡れてヌルヌルです。

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